韓国旅行手記その２：nukkyの”おつかれちゃ～ん！”：SSブログ

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韓国旅行手記その２　[旅行] [編集]

一夜明け、オカミ様と娘が起きる前に早起きして周辺を散歩。なんといっても今回の旅行のメインは子供服の買い物ですから観光予定がありません・・・せめて周辺だけでもぶらっとしようと出かけました。

ホテルの目の前はキリスト教の大聖堂があります。

ちょっと覗いてみましたが朝から結構な人数の方がミサに参加されていました。どこの国に行ってもこういうことは厳かですね。

明洞の町中は夜の騒ぎが噓のように静か。

平日ですから通勤ですよね。

町中は近代的な建物と石造りの建物がミックスされます。東京もそうですが、古い建物がしっかりあったほうが町並みとしては素敵になりますね。写真は韓国銀行。

明洞駅周辺をぐるっと一周して、大体土地勘を掴んでホテルに戻りました。

初日の朝食はホテルで摂ってみることにしました。まあビュッフェ形式で特段美味しいものがあるわけでもなく、それでいて高い（２００００ウォン）のでこの日だけの利用となりました。

ただホテルの最上階21階なので見晴らしは良く、ソウルタワーが良く見えました。

さていよいよ買い物本番です。今回の目的は「韓国子供服」です。オカミ様が日本でもネットで見つけ、そのデザインやセンスの良さ、そして安さに感動してずっと買い続けているブランドがいくつかあります。

南大門市場には子供服の問屋街があり、ビルの中に所せましと韓国子供服が売られているのです。円高もありますが、もともと価格が安く、更に新作なども期待できるということで意気揚々です。換金率の良いホテル近くのセブンイレブンでウォンに換金する。市場は現金払いで値引き交渉が基本なのじゃ～。

ホテルからは徒歩10分ぐらいで南大門市場まで来れる。雰囲気的には上野のアメ横みたいな感じかな。

今回はベビーカーは持って来なかったし、どうせ歩くだろうと思って抱っこひもも持って来なかったのですが、娘はここに着くまでの間に寝てしまい、両手が離せない状況で非常に辛い思いをしました。失敗です・・・せめてホテルでベビーカーを借りてくれば良かった・・・１３キロのビッグベイビーにオムツや着替えの入った数キロのバッグを抱え、立っているだけでも辛くなってきたので、屋外の会談に座って、オカミ様が買い物してくるのを待つことに。

オカミ様はiPhoneの翻訳アプリ片手に（基本的に韓国語しか通じないので）市場へ消えて行きました・・・

1時間ほどして帰ってきました。ブランド店で新作を数点ゲットしたようです。後にも先にも初めに買った洋服が一番高かったそうです。初めだったので値切らなかったということもあるようですが、路面に店舗を持っているお店（1店舗2畳くらいの狭さですが）は所謂ブランド店で、ビルの中で軒を連ねる店舗よりも割高だそうです。

娘はまだ寝ているので、オカミ様は今度は問屋ビルへ消えて行きました・・・

30分ほどして戻ってきて、子供に服を合わせたいので一緒に来て欲しいという。娘の目は覚めたものの、問屋ビルの通路は人がすれ違うのがやっとの広さなので、娘を下ろすわけにもいきません。ここから私の地獄のトレーニングが始まったのです（＾＾；

当然オカミ様はあちこち見たいわけで、狭くて混雑した問屋ビルの中をヘビーな赤ん坊と大きなバッグをぶら下げてオカミ様について行くのは、かなりの苦行となりました・・・

さすがに昼をとっくに回ったので、一旦近くの新世界百貨店でブレーク。ここにはベビーカーの無料レンタルや、オムツがえや授乳のできるキッズルームがあり、子連れにはかなり重宝する場所です。まずはベビーカーを借り、オムツがえをしにキッズルームに行きました。いつもしているように私がオムツがえをした後、オカミ様は授乳ルームへ。一人ベンチで待っていて気が付いたのですが、男性が一人もいなんです。日本でデパートのキッズルームに入るときはかなりの確率で父親も一緒にいろいろやるのですが、ここ韓国は儒教の国・・・もしや、男性は子供の世話を公の場ではしないのでは？？という気がしてきました。まあ平日なのはあるけど、街を歩く家族も父親が子供を抱いていたり、ベビーカーを押していたりするシーンを一度も見かけません。男一人、ベンチで待っているとなんかバツが悪い感じになってきました。オカミ様にそれを話すと「そうかもね。私がベビーカー押すね！」といことになりました。

フードコートでランチして、午後の地獄ラウンド開始です（＾＾；

問屋ビル街をはしごして、オカミ様が気に入った商品を買っていきます。値段は１００００ウォン（７００円）～４００００ウォン（２８００円）くらいのものが多く、デザインもかわいいものが多く、かなり楽しそうです。しかしここの店の数はハンパねえ～～～～！！！ビルが３～４棟あって、中に数百件の店舗が並んでいるのです・・・私はこのヘビーベイビーを抱え、早くも限界が近付いてきました・・・3時間ほどでギブアップ！！大方欲しいものは買えたようなのでホテルに帰ることにしました。

戦利品はこちら！！

私は屍となり、重い子供を支えていた骨盤は股関節通になっていました・・・いやあ、かなりヘビーなトレーニングでした・・・

英気を養うため、夜は焼肉ダーーーーーーーーーーッ！！

この日は牛焼肉。ガイドブックにはホテル近くに「ノビチッ」という有名店があるとあったので、行って見る。

行って見ると「ノビチッ」ではなく「ノビチプ」だった。まあ、どーでもいいんですけど（＾＾；

なんか店頭には日本語でいろいろ説明が書いてあったり、有名日本人の写真が出てたり、ちょっと胡散臭い感じでした。客もガイドブックを見てきた日本人が多く、なんとなく店がガイドに広告料払って評価上げて書いてもらっているのでは！？と感じるところもありました。

牛焼肉は韓国では高級品です。量が多いので、日本とは比べられませんが日本でそこそこの焼肉屋にいくくらいの値段は取られます。目玉の生カルビは売り切れだったので、味付きカルビ2人前、石焼きビビンバ、冷麺を注文。韓国では前菜類が基本セットで出てくるので余計なものを頼む必要がありません。

そしてなんといっても、この骨付きカルビのデカイ肉を一気に焼き上げ、はさみでチョキッチョキしてもらうスタイルはやっぱり本場の醍醐味ですね！！

肉は柔らかく、ボリュームはあるのですが、どちらかというと日本のロース的な味でした。日本のカルビのように脂はそんなに多くありませんでした。しかし一人前２００～３００ｇはあるので、ステーキを食べたような満足感はありました。個人的には日本の焼き肉の方が繊細な味だと思いました。唯一娘が食べられる「ご飯」はパラパラしていて娘の口にはあまり合わなかったようです。この、グルメベイビーめっ！！

ともあれ、大人はマンゾク！！昼間の股関節の痛みも吹っ飛んだ感じがしました。

帰りは夜の明洞繁華街をブラブラ～。夜になると屋台や露店が並んでお祭りのようで楽しいですね。