US Vail / Beaver Creekへの旅(その1) [海外スキー]
日本を金曜の夕方に成田を出発した飛行機は同じく金曜の朝に経由地のシアトルに到着。
問題なく乗り継いでデンバーには15:00ごろ着いた。
ここから予約していたシャトル、CME (Colorad Mountain Express)に乗り込む。 いわゆる乗り合いシャトル。定員の10名は満席、荷物も満載。デンバーからおよそ2時間半のドライブとなる。
デンバーは本当に周りに何もなく、平野が広がっていたが、高速に乗るとやがて山が姿を現す。 少しウトウトして気がつくと、周りは雪の壁に覆われていた。ウオッ、こんなに雪があるんだ・・・ しかし道路に薄っすら雪が残って、凍っているこの状態で、飛ばすわ飛ばすわ。120mk/hぐらいのペースで進み、やがてVail近辺に。
さすがはコロラドの最高級スキーリゾート、同乗者は次々に高そうなコンドミニアムに下りていく・・・
結局最後に残ったのは私で、予約していたEvergreen Lodgeに到着したのは18:30ごろだった。
チェックインで今回の予約をお願いした”スキーアメリカ”からの現地案内、リフト券、レンタル割引券など一式が入った封筒をあずかる。
ホテルで落ち合う予定のBeanが来るまで、周辺をぶらぶらしようと思っていたのだが、もう辺りは真っ暗で、とてつもなく寒い。あたり一面は雪の壁だ。ホテルから近いはずのLionsheadの街までの距離感もまったく分からなかったため、とりあえずホテルでインターネットを接続し、ネット環境を整える。案の定仕事のメールがたくさん来ており、メールを片付けている間に21:00になってしまった。
予定通りなら22:00ごろBeanが到着するため、「先にバーで飲んでます」と手紙を残してホテルのスポーツバーで夕飯を兼ねて飲み始める。時間がたつにつれてアメリカ人がどんどんバーに集まってきた。みんなスキーリゾートを楽しもうと盛り上がっている。
それにしてもBeanが来ないので、部屋に引き上げる。時差ボケもありウトウトして待つ。
結局Beanが到着したのは夜中の0:30!
「遅かったね~」
「いや~、たぶん事故があって4時間半もかかったよ!!」
「おつかれちゃ~ん」
とりあえずビールで再会を乾杯した。
思えばもう彼とは高校時代から20年近い仲である。大学は別だったが、彼のバイト仲間だったKと一緒に某K大学のスキー部へ乱入し、一緒にスキーに興じた。当時は基礎スキーでバッジテストや指導員へのトライをしていた。結局Beanはテク&準指、nukkyは1級までだったが、会社に入ってからはじめた競技スキーにお互いはまり、現在に至る。
彼とアメリカに来たのは今回2回目。大学4年の時に二人で卒業旅行に来たのが、ここアメリカだった。当時は英語もまったく話せず、よもやアメリカの会社に勤めて、海外出張で落ち合うなどとは夢にも思っていなかったが、あれから15年近く経って仕事のついでにアメリカでスキーをやることになるとは・・・
改めてここで運命を感じる。
このスキー旅行に至るには少し紆余曲折があった。Beanの出張予定が急遽1w早まってしまったのだ。
nukkyは同日程で都連のレースにエントリーしていたのだが、アメリカで、それも出張絡みで同じ時期に一緒になることはこの先そうそうあることではない。この機会に行かなければ、もうチャンスはないかもしれない・・・
ということで、都連のレースはキャンセルし、Beanの出張にあわせてアメリカスキーを1w前倒ししたのであった。
Beanは仕事が終えてスキー、nukkyはスキーをしてから仕事というアレンジの変更で、コロラドスキーは現実のものとなった。
この日は結局2:30ごろ就寝。
明日からの貴重なスキーを胸に眠りにつく。
つづく~
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