チューンを取るか、滑走面を取るか！？

今シーズンは雪も少なめなので、ソールが傷ついてしまった人も多いのでは！？

そういう私もGSの板にスジが～～～。

まあそんなに深くはないのでチューンに出せば消える程度なんですが、自分のワクシングで消える程度でもない・・・

こういう場合、迷うのがチューンに出すべきか否かです。

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ササハラワックス

スキーのワックスというのはある意味宗教のような感じがします。

というのも滑った、滑らなかったというのはあくまで個人の感覚であり、たとえタイムを計っていても、タイム短縮の要素がワックスのみと言い難いからです。また天候や雪のコンディションはスキー場、あるいはスタートからゴールまでの短い距離でも決して一定ではないですよね。

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今年の相棒とチューンショップからの情報

新しい相棒を迎えにチューンショップへ行って来ました。Beanのお下がりのフィッシャーです。まあ中古だけに細かい傷はあるものの、かなりの美品で満足です。何度か借りて試乗＆タイム計測もしているので、安心して乗れます。

私がお願いしているチューンショップは拝島にあるお店で、こちらの要望に合わせてキッチリ仕事をしてくれるので、ずっとお世話になっています。

少し店員の人とベースづくりについて話をしてきました。夏の間にシコシコとパラフィンを入れるのが本当に正しいやり方なのか！？ということについて。確かにパラフィンは入るかも知れないが、それが滑るとは限らない・・・！？

海外メーカーのワックスは明らかに海外の雪をベースに開発されている。海外の場合は雪が乾燥している場合が多いので、パラフィンで滑らせようとする傾向があるとか。一方日本の雪は湿度が高い。多くの日本のワックスメーカーは日本の雪をベースに開発しているから、明らかにフッ素含有量が高いらしい。パラフィンで滑らすのではなく、フッ素で滑らせてしまおうという発想。私の使っているササハラワックスはまさに後者だ。なんかパラフィンでのベースづくりに疑問を感じてしまった・・・

そうそう、ワックスがけの時にペーパーを使うか否かという質問もしてみた。（ちなみに私は使っていない）

確かにワールドカップのサービスマンはペーパーなんて使わないが、それは職人のなせるワザであり、素人は滑走面保護のためにペーパーを使うことを推奨するそうだ。持ち込まれる板で多いのが滑走面が焼けているモノ。ワックスが融ける前に滑走面に触れてしまうと、もうそれでアウトだという。それほど滑走面はデリケートだそうだ。特に硬いワックスを入れるときは要注意。ワックスどうこうと言う前に、滑走面をまず焦がさないよう、細心の注意を払うことが基本事項だそうだ。

あとストーンマシーンについて。「校正ってしてるんですか？」という質問に、基本的に年に１度は現地ストーンメーカーのサービスマンに来てもらい、調整を行っているそうだ。けっこうこれをやっていないチューンナップショップはあるそうで、実はフラットすら出ていない場合も多いようだ。

ここの選手のチューンは、本当に割に合わないほどマジメにやっていると言い切っていました。それが信頼につながるからだそうです。

まあワックスもチューンも信仰宗教的な部分が多いと思うので、情報もいろいろですね。

最後はやはり”信ずるモノは救われる”かな！？

ローリングブラシ

ずっと気になっていたのですが、とうとう買ってしまいました「ローリングブラシ」！（写真はハンドルのみ）

板のチューンは広井法代選手の父上直伝のノウハウを持っていたＹＲＴの先輩に指導を受けて以来、けっこう妥協できない（特にエッジ）のですが、機械モノにはいままで手を出していませんでした。何となく「職人は手作業！」という固定観念があったので・・・（＾＾；

しかし現役選手、サービスマンのブログの情報を見ていると、その効果が明らかに手作業と違うようなのです。ワックスは剥いでナンボ！ケバ取ってナンボ！ということは理解していたので、今回はチューンからあがってきた板から仕上げていきたいと思い、購入に至りました。とりあえずハンドル。一応袋にはコンケストとあったのですが、Red Creek製のもので、コンケスト、トコ、ガリウムのブラシが共通して使えるそうです。ブラシは別途検討中。

しかし使っている人を見たことあるけど、これって結構ヤカマシイんですよね～。

家では夜に作業できないな・・・（＾＾；

＃明日もデュアルラインに行くぞ～！！