オーストリアからの手紙 [海外スキー]
去年の11月にドイツ出張帰りに兼ねてからの夢であった海外スキーをしにオーストリアセルデンに行きました。
インスブルックから電車でエッツタールまで行き、セルデンまでのバスを待っていました。
そこで一人のアフガニスタン人に逢いました。バスを待っている地元の人達はおそらくドイツ語しか話せなかったのですが、彼は英語で私に話しかけてきたのです。
バスが来るまで小一時間、お互いの国の話とか、何しに来たのかとか、いくつに見えるかとか、多国籍人同士結構話が盛り上がりました。
ヨーロッパでは漢字がちょっと流行っていて、彼の名前は「ヤマ」と言ったのですが、漢字で書くとどうなるか聞かれたので「山」というあて字を書いてあげたところ、たいそう喜んできました。
(今考えると「弥真」とか「矢馬」とかもっとひねった漢字を書いてあげれば良かったなーと思いますが・・・)
ようやくバスが到着したのですが、学生たちの帰宅時間でバスは超満員。ヤマとはバスの中では離ればなれになってしまいました。私は彼がバスを降りるときに「メールちょうだい」と名刺を渡しました。そこで彼とは別れ、私は夢の海外スキーを満喫し帰国したのでした。
さて帰国してからしばらくして会社に一通のエアメールが届きました。宛名は日本語で書いてあります。「なんだ、これは??」と思い手紙を開いてみると、なんとヤマの代筆を現地で働いている同僚の日本人のマリさんがやってくれたものが入っていたのです。
<続く・・・>
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